
昨今のサステナビリティにおけるテーマの一つとして、低炭素社会の実現があります。プラスチック問題ばかりがフューチャーされているので意外と見逃されているのですが、実は気候変動も優先的な課題です。もはや低炭素から「脱炭素」が重要視されており、国内でも環境省など官省が主体となって取り組みを行っています。
美容健康業界では、フード業界の分野でオーガニックヨーグルトのトップメーカーが脱炭素に向けたイニシアティブを公開しています。Stonyfield Organic(米国)は、2030年までに炭素排出量を30%削減を掲げました。このイニシアチブにより、年間70,000トン以上の炭素を大気から削減できる可能性があります。Stonyfieldの脱炭素への取り組みは、サステナブル生産をかなり網羅しており、農業では土壌の管理から、エネルギー、廃棄物、包装、および物流の分野にまでわたります。つまり、サステナブル生産のモデルと言えるでしょう。