USDA版食事摂取基準が改定

21年1月初旬、USDAが、食事ガイドライン(Dietary Guidelines for Americans=DGA)2020-2025を発表し、米国内のすべての人に向けた栄養摂取基準が改定されました。
トレンドである“ヘルシーフード”や、もともとサプリメント大国である米国ならではのサプリメント推奨基準なども変わっています。

日本でも昨年食事摂取基準が改定されましたが、近年の環境問題や生活習慣などにより基準が変わっており、大きく変わっているのがビタミンDはどの国でも同様です。最近では、免疫向上でビタミンDが再注目されていますが、米国ではサプリメントでビタミンなどを摂取することを推奨しています。改定されたガイドラインによれば、幼児では1日に400UI摂取することが推奨されるようになったので、生後12か月以降からサプリメントにて摂取することが望ましいということになっています。また、母乳から栄養が提供できるように、鉄分の摂取に関しても強化が推奨されました。
このほか、食生活の多様化により、ヘルスケアを叶えるビタミンB12・鉄・コリン・亜鉛・ヨウ素・EPA/DHAなどがベジタリアンやビーガンの母親には加えられています。

Updated on Jan. 26th 2021