近年サステナビリティとの関わりも多くなってきたPlant-Based ですが、特に米国での高いニーズがあります。その市場規模は、45億ドルと言われています。Plant-Based ミートのカテゴリー単体でも8億ドル以上の市場となっており、去年より10%も増加しています。同じように、ミルクはミルク全体のうちの13%、ヨーグルトでは39%の成長率となっています。Plant-Based のヨーグルトは特に需要が高く、すでに従来品の売上は下降傾向です。チーズに関しても同様で、Plant-Based は19%。米国では、各カテゴリーでPlant-Based への転換が定番となっています。
日本の健康美容業界において、Plant-Based への転換を通じたサステナビリティとの関わりには、実はまだ説明しきれていないところがありました。SDGsコンサルティングでもご提供しているように、実はもっと大きな、グローバル規模での危機に鑑みて、Plant-Based への転換が求められているのです。こういったポイントでの意識や理解度の低さが、他業界に比べて遅れているといわれる所以ではないかと思います。
6月に「Sustainable Foods Summit」が欧州で開催されました。Sustainable Foodといってきたのもすでに11年目。欧州のサステナブル・フード市場では1000億ドルの市場規模です(2018年)。ここにも、Plant-Based の転換がテーマになっています。グローバル市場規模では2020年に520憶ドルにもなるといわれるPlant-Based 市場。プロテインでもPlant-Based への転換が主流で、 V-BitesもPlant-Based への革新を進め、現在食品業界で直面しているサステナブルニーズを言及しています。
引き続き目が離せない市場です。