健康食品や美容フードなどニュートリション業界の2023年トレンド予測が発表されています。米国業界専門誌が、35 のトレンドを相互に評価し、米国での消費者購入の優先順位や市場での成功事例などに従って、どのトレンドが人気となるか議論されています。
2023年トレンド予測12
- Brain Health
- Organic Stewardship
- Immunity
- Digestive Health
- Healthy Fats
- Reducing Waste
- Renewable Energy
- Eat More Plants
- Plant Protein
- Responsible Meat and Dairy Protein
- Responsible Packaging
- More Protein Please
これらの傾向の中で、Brain Health(脳の健康)、Immunity(免疫)、Digestive Health(消化器の健康)は、おそらくウェルネスの基本的な柱であり、世界的なパンデミックに対応して、免疫力を高め、ストレスに対処し、気分と認知機能の改善をもたらすでしょう。同時に、消費者はReducing Waste(廃棄物削減)、Renewable Energy(再生可能エネルギー)、Responsible Packaging(持続可能なパッケージング)のトレンドに焦点を当てた購買行動を通じて、環境問題に対処する製品を優先しています。プラントベースの食習慣に関する目標も、消費者の間でトップに躍り出ており、Eat More Plants や Plant Protein などのプラントフォワードを強調するトレンドは、最も重要なトレンドのトップ 10 にランクされています。
このように、サステナビリティ達成への視点は外せないテーマになってきています。サステナブル先進国では、消費者が「機能的+環境的価値」が重視された製品やブランドを選ぶ傾向が強くなっています。これまでも海外のトレンド予測などこちらで述べてきましたが、5年ほど前では単に「サステナビリティ」というワードだけだったのが、より細かくそれがトレンド入りしていることから、人々の関心の高さを示しています。
日本では欧米に比べ、企業での取り組み方や消費者の認識がまだまだ低いですが、真のグローバル化のためには、業界・消費者ともに、このような環境意識を持ち、追及していくことが今後重要になります。ゆくゆく、欧米のように、環境価値を見出していかないと”売れない”といったことになっていくだろうと予想されます。
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