欧米では、兼ねてから、CPG 食品ラベルが生産のあらゆる側面やあらゆる食品属性に関する訴求を強力なものにするものとなっています。

欧米では、小売業者は消費者ニーズを受けて、CPGナチュラルフード の豊富なラベル、シール、および認証が重要視されています。これらは、製品の信頼性を高めるので、消費者においては信頼できる第三者認証は必要不可欠になっているのです。信頼できる製品を探している消費者にとって、信頼できる第三者認証は不可欠です。規制に裏打ちされたロゴとシールは、ブランドの主張に対する消費者の信頼を高めます。
食品に関しては、安心安全の観点が市場に求められ始めた2017年ごろから、クリーンラベル志向が米国をはじめとする先進国で高まり、各企業のアピールが始まっています。まず初めに話題になったのが、グルテンフリーについてです。当初は欧米でも、すべての小麦を排除しようという間違った誤解が広まったり、未認証で(エビデンスなく)グルテンフリーがうたわれていたことなどがありました。また、その次は、Non-GMOです。日本国内では使用が禁止されていますが、欧米では多くのGMO原料が使われていることで、健康の観点で、それらを排除していく消費者が増えてきました。これらについては、これまでも当コラムで言及していました。そうして、消費者への正しいアピールを促すために、正しく表示もしくはアピールできるようにと高まったクリーンラベル志向がもとになっています。
最近では、消費者の健康志向ニーズのみならず、サステナビリティの観点で、ビーガンやアニマルウェルフェアなどが注目されています。このような強力な訴求を支えていくのが、エコマークや認証になりますので、正しい理解と紹介が必要になりますね。
エコマークや認証の消費者認知は?サステナブルフードにも応用可能✨

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