コロナで免疫・メンタルケアが主流に!機能性食品・ドリンクの2021年トレンドは?

新型コロナウィルスの影響で、美容健康業界には逆に盛んなトレンドが生まれました。それが免疫向上とメンタルケアの2大トレンドです。機能性食品やドリンクの2021年トレンドにも反映されそうです。

良質な植物由来のタンパク質を摂ろうとする動きは、ここ10年ですっかり定着しました。サプリメント大国であるアメリカでは、コラーゲンも効果のあるタンパク源としてニーズがあり、美容サプリメント市場の約9%を占めているといいます。これはこの4年の間に急成長したトレンドでした。
また、たんぱく質を摂取する方法も変わってきて、アイスのトッピング、サンドイッチラップのかわりにグルテンフリーのナチュラルチーズスライスを配置するなど、インスタ映えを意識した摂り方・見せ方もファッショナブルなトレンドです。

コロナ対策と言わんばかりの、免疫向上については、その最大の注目の2つは、プロバイオティクスとビタミンDです。特にプロバイオティクスでは、発酵食品に多くニーズが高まり、意外なことにキムチの売上は急上昇したといわれています。。

こちらもコロナケアといわんばかりの、ムードフードと言われるカテゴリーが登場しました。もともと成長傾向にあったトレンドでもありますが、特に今年で加速。様々なカテゴリーの商品が出てきましたが、成長傾向にあるブランドはカフェインやビタミンBなどの摂取ができるものが人気でした。今後も、集中力・注意力・集中力の向上、不安やストレスの軽減、より良い睡眠の改善を目的とした商品が出てくるのではないでしょうか。

海外ではよくファット(脂肪)へのケアが盛んに言われますが、この10年でその概念が少しかわり、必要な脂肪を乳脂肪だけでなく、アボカドやココナッツなどの植物由来原料を含む製品にニーズが高まっています。

機能性食品・ドリンクにおいて、2021年はより、効果をいかに感じるか、効果の科学的根拠やクリーンラベル志向、わかりやすい(馴染みのある)ナチュラル原料であるかなどが、商品の信頼性を増すことになるでしょう。